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色彩感覚が素晴らしい伊藤若冲展

少し前ですが、夫婦共に大好きな伊藤若冲の作品を鑑賞するために「日本橋高島屋 京都細見美術館の名品 琳派、若冲、ときめきの日本美術」、「三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび ―受け継ぐ美―:第1期」に行ってきました。


若冲は、江戸時代、植物、動物、人物の生命の輝き、美しさを自身の絵筆で描き表すために、その描写表現に強い信念で取り組み、様々な工夫を重ねて創造性豊かな個性を発揮した画師です。

動植綵絵を代表とする写実的で見る人を圧倒するほどの緻密な描き込みと鮮やかさ。また野菜涅槃図や百犬図に代表されるユーモラスで豊かなデザイン性の作品など、さまざまな表現方法、技巧への拘りが素晴らしく、今回も楽しみにして行ってきました♪


羽1枚1枚、細かく精密に描かれた若冲の得意とする鳥類。色彩の美しさにもウットリです。

他の作品では仔犬など動物達の愛くるしい姿が生き生きと描かれており、動物への愛を感じると同時に、その表現方法(何を伝えたいのかに合わせ、且つ、独創性あふれる)に圧倒されました。


ピアノも、同じ楽譜でも弾き手により表情が変わります。また特にドビュッシーなど近現代の音楽は、音を色彩に例えて表現されることもあります。(薄い水色からグラデーションで濃い青へなど)


素敵な絵画を観て、本物に触れ、五感を刺激し、感性を磨くのはピアノを学ぶ上でも、情操教育にも大事な事だと思います。


心の栄養となり、リフレッシュできました。


「三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび ―受け継ぐ美―」は、第4期(5月21日~)にも動植綵絵の一部が公開されるみたいです。


興味のある方は、是非、行ってみてください (^^♪



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